足跡図鑑
ニホンイタチ テン
キツネ タヌキ
イノシシ
ノウサギ
ニホンカモシカ
ニホンザル
ツキノワグマ
ニホンジカ
アカネズミ ヒメネズミ
ニホンリス ムササビ
イノシシ (イノシシ科) ニホンジカに比べて、副蹄がより地面に近い位置にあるため、浅い雪でも跡がつきやすい。
ニホンジカ (シカ科) 歩幅は80〜100cm。本州の偶蹄類の中では最も大きいため、その歩幅も大きな判断基準となる。
キツネ (イヌ科) イヌとよく似た足跡だが、側方の二指より中央の二指が前に出るのがキツネ。
タヌキ (イヌ科) 梅の花に似た4本の指の跡がつき、キツネの足跡が一直線なのに対し、タヌキはジギザグ。
テン (イタチ科) 前足・後足とも、5本の指がある。写真は、左右とも、前足の跡に後足の跡が重なっている。
ニホンイタチ (イタチ科) 前足・後足とも、5本の指がある。糞はテンのものとよく似るが、イタチのは細い。
ニホンザル (オナガザル科) 前足は、ヒトの手の平によく似ていて、生命線?までくっきりと残ることもある。
ノウサギ (ウサギ科) ノウサギはギャロップ(跳躍歩行)を行う。縦の2本が前足で、横に広がった2本が後足。
ツキノワグマ (クマ科) ミズナラの木をよじ登るのについた爪跡。老木は表皮が柔らかいのでくっきりとつく。
ニホンリス (リス科) 前足には4本、後足には5本の指がある。前足より後足の方が前に付く特徴がよくでている。
ムササビ (リス科) 塀の屋根に残っていた後足の跡で、ここから杉の大木に跳び移ったらしい。
ヒメネズミ (ネズミ科) ヒメネズミはアカネズミと生息域が重なるが、ヒメネズミはひとまわり小さく樹上生活を得意とし、動物食を基本としている。
ニホンカモシカ (ウシ科) 足跡も糞もニホンジカとよく似ていて判別しにくいが、カモシカはため糞をすると言う。