プロフィール
人呼んで | くりんと |
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性別 | 男 |
棲みか | 奈良県 |
資格 | ● 森林インストラクター ● 奈良まほろばソムリエ検定・奈良通2級 ● 大峰山内道場本部龍泉寺小先達 |
所属 | ● 環境省大台ケ原地区パークボランティアの会 ● 奈良森林インストラクター会 ● 奈良県自然公園指導員 |
師 | ● 岡林信康 ● ジョン・レノン ● 西行 ● 高倉健 ● 忌野清志郎 |
座右の書 | ● ヘビーデューティーの本(小林泰彦著) ● 遊歩大全(コリン・フレッチャー著) ● 青春を山に賭けて(植村直己著) ● 竜馬がゆく(司馬遼太郎) ● 銃・病原菌・鉄〈上・下巻〉(ジャレド・ダイアモンド著) ● 1Q84(村上春樹著) |
座右のアルバム | ● ABBEY ROAD(THE BEATLES) ● ベアナックル・ミュージック(岡林信康) ● A LONG VOCATION(大瀧詠一) |
この映画 | ● カサブランカ( マイケル・カーティス監督)1942年 ● 紅の豚(宮崎駿監督)1992年 ● もののけ姫(宮崎駿監督)1997年 ● 男はつらいよ・寅次郎相合い傘(山田洋次監督)1975年 ● 男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花(山田洋次監督)1980年 |
愛車 | ● レヴォーグ(スバル 2017年) |
武勇伝 | ● 学生時代、MEN'S CLUB「街のアイビーリーガー」に掲載される。
● 20代で、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ山に登頂す。 |
お宝 | ● 子どもの頃見つけた縄文・弥生時代の石器 |
渡航癖 | ● シベリア鉄道8500kmの旅 ● アラスカ周遊キャンピング ● エアーズ・ロック登頂 |
カーティス・ガーデン
私の住む町には、休日に、人々が訪れ、集う、にぎわいはありません。もう少し若いころは、そうした刺激と活力を求め、大阪の街(自動車で1時間半ほど)まで、足しげく通いました。好きなミュージシャンのライブや流行らない映画、米朝一門の落語に歌舞伎、L.L.BeanやSierra Designsが今ほどメジャーではなかったころの輸入雑貨(もちろんユニクロやアウトレットなんてなかったころ)など
に出会えるのは、やっぱり大阪です。そして、そのうちもっと強烈な刺激に身をおきたくて、年に1・2度と海外へも目を向けました。(まだ1ドル=150円ぐらいだった。)飛び出した回数は、両手では足りません。
しかし、1990年に、フォーク歌手岡林信康さんのコンサートをわが町に誘致・開催する活動にかかわってから、それまでの考え方が少し変わりました。「“楽しみ”を外に求めるばかりでなく、その“楽しみ”から来てもらったらいい。」それからは、仲間とともに、身の丈にあった範囲で、プロの落語家を招いたり、気に入ったミュージシャンのライブを企画し始めました。
また、日々の遊び場所は自給自足で満たすしかないと、バンドを結成したり、豊かな自然と対話する方法も、少しずつ身に付けました。さいわい、こちらには大峰や大台、吉野の山や川と、自然にはこと欠きません。高校生の頃夢中になっていた釣竿を再び手にし(Fenwick社のフライロッドやAbu社のリールは未だ健在だ!)たっぷりダウンの詰まった寝袋も購入しました。
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私が学生の頃に読んだこの一節が、よみがえってきました。かつて、わがカーティ・クリークを求めて駆け巡った山、川。「そう今度は、わが“カーティス・ガーデン”を見つけるのだ!」“カーティス・ガーデン”は、何も遠くにあるとは限りません。わが大峰・吉野の山々にもあるはずだし、意外に裏山がそうなのです。
私は1999年に、今住む新興住宅地に引っ越してきました。そのうち、新居の裏手の雑木林に、狸が棲んでいることに気がつきました。さらに、目を見張る美しいキジの雄も、私の前を駆け抜けていきました。眼下の貯水池には渡り鳥。そして、裏山を探検すると、山桜の数々、たっぷりのドングリを落とすコナラの木々、アケビ、ワラビと枚挙に暇がありません。この家こそが1つ目の“カーティス・ガーデン”だ、と思ってからは、ウッドデッキを作り、かまどを積み上げました。「どこに住んでるんだって?」 先の著者は、こう続けています。
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“カーティス・ガーデン”は、自分で発見するものであると同時に、自分で育んでいくべきもののようです。
このWebsiteが、そうした自分の遊び場所を発見するためのヒントにしていただければ、私の喜びです。
2001.2.24. Masahiro Higashibayashi
エンヤトット一座
「西洋の物真似ではなく、日本のロックを創りたい。大和の地に根ざした音楽をやりたい」そんなスタンスでのオリジナル曲を中心に、これまで2枚のCDを発表。西日本を中心に100以上のステージを演じてきた。奏でるリズムには担ぎ桶胴太鼓やチャッパといった和楽器、時には朝鮮楽器などをロックバンドの編成に取り入れ、リズムの和洋折衷を楽しんでいる。