Home どんぐり図鑑 どんぐりで遊ぶ  
 
どんぐり工作

 どんぐりを使った工作といえば、弥次郎兵衛なんかが定番だが、ここは1つ大人の工作を試みてみよう。ただし、拾ってきたどんぐりをすぐに用いるのは厳禁。せっかくの自信作から、間もなく穴が開き、ゾウムシがニョロニョロと出てくる可能性はけっこう高い。十分乾燥させたものか、鍋で茹でたものを使うと安心だ。
 手間はかかるけど、松ぼっくりと合作の恐竜やどんぐり染めのTシャツなんかが、私のお薦めです。

どんぐりを植えよう

 拾ってきたどんぐりは、水を入れたバケツで洗うと共に、水面上に浮いてきたものは取り除いておく。表面上は損傷がなくとも、ゾウムシの幼虫が潜んでいるものも多く、そういうどんぐりは気泡が生まれているので、水に浮くわけだ。この作業を行っておけば、どんぐりの発芽率は結構高い。
 庭に水たまり池を作るビオトープいうものが注目されているが、クヌギの木一本あるだけで、男の子に人気の甲虫が集まり野鳥がさえずる。クヌギは成長も早く、7年目にしてノコギリクワガタ、10年目でミヤマクワガタのつがいが群がっていた。ただし、スズメバチも樹液に集まってくるので、庭に植える場合は場所をよく考えよう。

プライベート・トゥリー −甲虫の集まる 自分だけの木− 2007. 7.22.