【極小の葉のシダ 〜シダらしくないシダ〜】 |
|
|
エゾヒカゲノカズラ(蝦夷日陰の葛) |
|
マンネンスギ(万年杉) |
|
|
|
@ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属
A西大台(2024.9.30.)
B茎には針のような葉が密生。葡萄茎から側枝が立上がり、長い柄の先に胞子囊穂をつける。名前のわりに、日当たりを好む。ヒカゲノカズラの4倍体型。 |
|
@ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属トクサ科トクサ属
A西大台(2024.9.30.)
B比較的標高の高い地域に生育する。常緑性。地下をはう葡萄茎から地下茎が立上がり、明確な胞子囊を付ける。
|
|
|
|
トウゲシバ(峠芝) |
|
|
|
|
|
@ヒカゲノカズラ科コスギラン属
A中道(2024.8.25.)
B薄暗い林床に群生。葉の付け根に黄白色の大きな胞子囊が1つずつ付く。 |
|
C茎の頂点近くにムカゴ (無性芽)ができ、普通これで繁殖する。
|
|
|
|
スギナ(杉菜) |
|
|
|
|
|
@トクサ科トクサ属
A大台ヶ原駐車場(2024.8.25.)
B地上茎は、葉緑素をもたない胞子茎と緑色の栄養茎に分かれ、地下茎でつながっている。胞子茎はおなじみの「つくし」。 |
|
|
|
|
|
【1本の柄に2形の葉が付くシダ】 |
|
【コケのように薄い葉のシダ】 |
フユノハナワラビ(冬の花蕨) |
|
ホソバコケシノブ(細葉苔忍) |
|
|
|
@ハナヤスリ科ハナワラビ属
A大台教会周辺(2024.8.25.)
B明るい草地や林下に生える冬緑性。1本の共通の柄(担葉体)の上に栄養葉と胞子葉を持つ。名前にかかわらず、秋の初めには茎を伸ばし始める。十津川では「ジジババ」と言うらしい。 |
|
@コケシノブ科コケシノブ属
Aシオカラ谷(2024.8.25.)
B山地の湿り気のある岩上に生育する常緑性のシダ。葉縁に鋸歯はなく、葉裏に毛はない。根茎は針金のように長くはう。 |
|
|
|
【単葉のシダ】 |
|
|
ノキシノブ(軒忍) |
|
|
|
|
|
@ウラボシ科ノキシノブ属
A大台教会周辺(2024.8.25.)
B平地〜山地、石垣・岩上・樹幹などに多い常緑性。葉の大きさや形の変化が大きい。 |
|
|
|
|
|
【羽状に切れ込む葉のシダ】 |
|
|
コバノイシカグマ(小葉の石かぐま) |
|
イヌシダ(犬羊歯) |
|
|
|
@コバノイシカグマ科コバノイシカグマ属
A大蛇ー(2024.10.6.)
B山地林下に生育する。常緑性で群生し、鹿が好まないため大蛇ーなどによく残っている。
|
|
@コバノイシカグマ科コバノイシカグマ属
Aシオカラ谷(2024.8.25.)
B山地や山麓の日当たりの良い崖地や斜面に生育。胞子葉は冬に枯れるが秋に出る栄養葉は越冬する。葉柄に毛が多いが、鱗片はない。 |
|
|
|
ゲジゲジシダ(蚰蜒羊歯) |
|
ミヤマワラビ(深山蕨) |
|
|
|
@ヒメシダ科ミヤマワラビ属
A大台教会周辺(2024.8.25.)
B低地の山野に多い夏緑性のシダ。表裏に毛が多く、左右にジグザグ。最下裂片が中軸に流れ込む。 |
|
@ヒメシダ科ミヤマワラビ属
Aシオカラ谷(2024.8.25.)
Bブナ帯以上の深山の林下に多い夏緑性のシダ。全体に毛が多く、最下裂片が中軸に流れ込む。 |
|
|
|
ヘビノネゴザ(蛇の寝茣蓙) |
|
ハクモウイノデ(白毛猪の手) |
|
|
|
@メシダ科メシダ属
Aシオカラ谷(2024.8.25.)
B別名:コイヌワラビ、カナヤマシダ。低山〜高地に生育し、夏緑性。形の変異が大きく、小さな個体は容姿が異なる。鉱脈の指標植物でもある。 |
|
@メシダ科シケシダ属
A大台教会周辺(2024.8.25.)
B産地のやや湿った林床に生育。下部羽片は縮小し、葉柄や中軸に白い毛や鱗片。
|
|
|
|
シシガシラ(獅子頭) |
|
|
|
|
|
@シシガシラ科シシガシラ属
A大台教会周辺(2024.8.25.)
B山地林下に多い常緑性。葉は二形で、ロゼット状に広がる。
獅子のたてがみに似ることからの命名か。新芽は紅紫色だったりする。日本以外では見出されない固有種。 |
|
|
|
|
|