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子嚢胞子(チャワンタケ類) |
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担子胞子(フウセンタケ類) |
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<子嚢菌類> |
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ビョウタケ |
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①ビョウタケ科 ②苔道(2012.9.17.)
③木材腐朽菌。その名の通り、鮮やかなヤマブキ色の画鋲を連想させる。 |
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<担子菌類> |
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チチタケ |
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ヒビワレシロハツ |
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①ベニタケ科 ②上道(2023.8.20.)
③傷つけると乳液を分泌、最初は白いがやがて褐色となる。傘の表面と柄は同色だが、襞は白色。 |
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①ベニタケ科 ②上道(2023.8.20.)
③成熟すると傘の表面が細かくひび割れする。傘、襞、柄共に白色。 |
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ドクベニタケ |
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オキナクサハツ |
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①ベニタケ科 ②上道(2012.9.17.)
③マツ林や広葉樹林内の地上に発生する菌根菌。傘は紅色のチョコ型で表面はぬるぬるしている。毒きのこだが、味覚として、舌に残る辛さがある。菌根菌 |
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①ベニタケ科 ②西大台(2022.10.8.)
③広葉樹林に発生する菌根菌のなかま。有毒。

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タマゴタケ |
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タマゴテングタケ |
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①テングタケ科 ②西大台(2016.9.25)
③傘が閉じていると真っ赤な卵のようだが、傘が開くと三度笠のようで、テングタケ科特有のつばも見られる。
大台ヶ原のものは、柄のだんだら模様がうすい。菌根菌 |
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①テングタケ科 ②西大台(2022.10.8.)
③主にブナ林やナラ林に発生する。肝臓と腎臓の組織が破壊され死に至る猛毒。菌根菌のなかまで、写真は幼菌。
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ヒメコナカブリツリタケ |
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①テングタケ科 ②苔道(2023.8.20.)
③傘や柄には、粉状の外皮膜が残る。つばはもたないが、根元につぼの名残がある。 |
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オオダイアシベニイグチ |
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①イグチ科 ②東大台(2018.7.22)
③傘は赤褐色、柄にも赤いかすり模様が見られるのが特徴。管穴は、傷つけると青変する。学名は「Boletus odaiensis
Hongo」で、大台ヶ原の名が、タイプ標本産地として和名・学名共に記されている。 |
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ツキヨタケ |
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①キシメジ科 ②苔道(2010.8.12.)
③ブナの枯幹に群生する木材腐朽菌。夜になると襞がほんのりと発光するきのこだが、その目的はよくわかっていない。シイタケとよく似
ているが、有毒で被害報告が絶えない。 |
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②上道(2018.7.22.)
③実際は、写真のような蛍光色では光っておらず、ほんのり青白い感じだが、長時間露出で撮影するとこんなに鮮やかになる。
f2.8/ISO1600/露出約60秒 |
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ウスキブナノミタケ |
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①キシメジ科 ②西大台(2022.10.8.)
③前年に落ちたブナの堅果から発生する。傘は薄黄色~黄色で、ブナの林床で散生する。 |
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ヌメリツバタケ |
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①キシメジ科 ②西大台(2022.10.8.)
③ブナなど広葉樹の枯木に束生する。傘は白色、襞は疎生で、上写真のように襞側から撮影すると美しい。 |
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ブナハリタケ |
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①ハリタケ科 ②西大台(2022.10.8.)
③主にブナの枯木に群生し、材の白腐れをおこす。傘の裏側の襞は針状なのが特徴。 |
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タヌキノチャブクロ |
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タマノウタケ |
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①ホコリタケ科 ②西大台(2022.10.8.)
③朽ち木に群生するのがタヌキノチャブクロで、キツネノチャブクロは地上に生え全体的に粗い棘が見られる。 |
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①ホコリタケ科 ②西大台(2022.10.8.)
③ブナの朽ち木に散生する。上写真は幼菌だが、関西では大台ヶ原周辺以外あまり見かけないレアなきのこ。 |
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クチベニタケ |
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ホオベニタケ |
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①クチベニタケ科 ②粟谷小屋周辺(2013.9.29.)
③星形の赤く隆起したところが命名の由来と思えるが、ここから胞子を吹き出す。菌根菌 |
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①クチベニタケ科 ②西大台(2022.10.8.)
③クチベニタケとよく似ているが全体的にほんのり赤く、大台ヶ原にはこちらが多い。正式な論文未発表の種らしい。 |
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ツリガネタケ |
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マスタケ |
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①サルノコシカケ科 ②西大台(2022.10.8.)
③多年生で大型と小型がある。西大台には、巨大に成長したツリガネタケも見られる。 |
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①サルノコシカケ科 ②苔道(2012.9.17.)
③針葉樹・広葉樹の枯木や立木に発生する木材腐朽菌。鮮やかなサーモンピンク色は、暗い森の中ではよく目立つ。 |
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カワラタケ |
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①サルノコシカケ科 ②苔道(2012.9.17.)
③針葉樹・広葉樹の枯木に発生する木材腐朽菌。
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サンゴハリタケ |
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①サンゴハリタケ科 ②堂倉山(2015.9.27.)
③広葉樹の倒木などに発生する木材腐朽菌。傘を作らずサンゴ状に分枝する個性的な形状で判別しやすい。<食用> |
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サンコタケ |
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ツネノチャダイゴケ |
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①アカカゴタケ科 ②西大台(2016.9.25)
③通常3本の腕を伸長させるが、時に4~6本のものもある。紅色型と黄色型がある。 |
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①チャダイゴケ科 ②上道(2012.9.17.)
③朽木・枯枝などに発生する木材腐朽菌。お猪口の中には、ゼラチン状物質で覆われた小塊粒が数個入っている。 |
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ムラサキアブラシメジモドキ |
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①フウセンタケ科 ②大台教会付近(2023.8.20.)
③傘は青紫~藤色、襞は薄紫、柄はこん棒状。 |
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④ムラサキアブラシメジモドキは、傘と柄の間にクモの巣状の膜が張る。 |
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ウマノケタケ |
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キイロスッポンタケ |
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①ホウライタケ科 ②苔道(2012.9.17.)
③朽木・枯枝などに発生する木材腐朽菌。黒く細長い菌糸束は、「山姥の髪の毛」と呼ばれ、さまざまな伝説を作り出したそうである。この菌糸束を使って分布を広げていく。 |
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①スッポンタケ科 ②大蛇嵓付近(2008.6.8.)
③林内の著しく腐朽した材上や厚く堆積した落葉上に生える腐生菌。顔を近づけてみるとかなり強い悪臭(人糞臭)を放っているが、これで食用となるらしいから驚きである。 |
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<変形菌類> |
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ススホコリのなかま |
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ツノホコリのなかま |
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①モジホコリ科 ②苔道(2023.8.20.)
③黄色いひも状の胞子囊が網目状に絡み合い、コケの上に覆い被さっていた。 |
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①ツノホコリ科 ②大台教会付近(2023.8.20.)
③無色の胞子が表面に密生する。このような外生胞子をつくる変形菌は、世界で4種、日本ではこの1種のみ。 |
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マメホコリ |
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①ドロホコリ科 ②西大台(2022.10.8.)
③写真は幼菌だが、子実体の表面に突出する鱗片があり、破れて赤い粘液が出てくる。 |
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