大台の夏、エゾハルゼミからコエゾゼミへ
体長34〜38mm 胸部背面にW字型の黄色の斑紋がある。
北海道・本州・四国・九州 西日本の分布は標高の高い山地、北海道では多くの地域で最もメジャーなセミ。
北海道・本州・四国 北日本では平地にみられ、本州中部以西では標高900-1500mの山地に生息する。
「ミョーキン・ミョーキン・ケケケケ…」 「オーギィー・オーギィーォ・キギギギギギギ」
ブナなどで構成された落葉広葉樹林に生息する.(西大台のブナ林に多い。)
大台ケ原でメジャーなセミはエゾハルゼミとコエゾゼミ、さらにヒグラシやニイニイゼミも見られる。大きな特徴としては、まず季節が異なる。そして、鳴き声。 〇大台の初夏(6月中旬)、「ミョーキン・ミョーキン」という聞きなしをとらえたならば、頭上にはエゾハルゼミ。 〇7月以降、「ジー」という鳴き声に代わってきたらコエゾゼミ。こちらは、背にWのマークが入るのも大きな特徴。 意外と、簡単です。もう一度おさらいをすると、季節の早い方がハルゼミの仲間です。