崩れゆく準平原最前線「大蛇ー」 |
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形成時期 |
帯 |
コンプレックス |
地質 |
主な山頂 |
古
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↑
↑
↑
↑
新 |
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領家変成帯 |
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花崗岩 |
金剛山・高見山 |
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三波川変成帯 |
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秩父帯 |
三之公C |
砂岩・(礫岩) |
吉野山 |
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北股川C |
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奥玉谷C |
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黒石C |
砂岩 |
白鬚岳 |
ジュラ紀新生中期 |
大普賢C |
チャート−砕屑岩層 |
日出ヶ岳・大普賢岳
山上ヶ岳(西の覗)・国見岳 |
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山葵谷C |
緑色岩・石灰岩 |
鍾乳洞(洞川・川上) |
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大迫C |
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白亜紀新生前期 |
四万十帯 |
伯母谷川C |
砂岩 |
仏教ヶ岳・大蛇ー |
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赤滝C |
砂岩・緑色岩・赤色泥岩 |
辻堂山 |
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槙尾C |
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新生代新第三紀
中新世前期 |
稲村ヶ岳礫岩層 |
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礫岩・安山岩岩脈 |
稲村ヶ岳 |
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【石灰岩】
○火山島にできたサンゴ礁。
○紀伊山地の鍾乳洞は、すべて山葵谷コンプレックス上のもの。
【チャート】
○放散虫化石が遠洋域の深海底でたまったもの。
○大陸から運ばれてくる礫や砂岩は一切含まれず、チャートだけが休みなくたまって層状チャートを形成。
○100mの厚さがたまるのに6000万年以上(1000年間で1.7mm)。
○厚さ2〜3cmのチャート層と1mm程度の粘土岩層とのリズミカルな積み重なりは、放散虫の大繁殖が数万年周期で起こったせいという説がある。
○紀伊山地に見られる「覗(のぞき)」と名のついた崖は、たいていチャートという堆積岩。
【砂岩・礫岩・泥岩】
○大陸から土石流が流れ込んだもの。 |
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大蛇ーより西大台 |
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山頂に向かう階段の途上に、
(目視はできないが)砂岩とチャート層の境界線があるはず |
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日出ヶ岳山頂付近のチャート層(秩父帯)
厚さ2〜3cm間隔の層が重なっているのが特徴 |
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