この地に引っ越してきて10年余り。裏山の哺乳類の存在が気になっている。タヌキの姿を見かけ、ノウサギの糞を発見、カヤネズミの巣にも出会った。また、クリが実る頃になると、私より一足先に駈けつける者がいる。上の写真(食痕)がその証拠だ。このようにホシの尻尾は見え隠れするが、確固たる裏付け証拠がなかなかとれない。
そこで、わが鑑識課は、アメリカのCuddeback社製トレイルカメラ“Attack”という秘密兵器を手に入れた。税・送料込で
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円(楽天)。カメラは、木などに固定しておくと、その前を通過した動物に反応して撮影する(500万画素のデジタルカメラ)。全天候型。夜間ならフラッシュ撮影、昼間なら動画撮影も可。さらに、日付や時間まで記録する。ファイルはSDカードに記録されるが、USBメモリーに移すこともできる。
さあ、いよいよ作戦開始。クリの木のすぐ前のコナラにカメラを設置し、1週間待ってPCで画像を確認した。するとなんと、十数枚の写真が記録されていたが、ほとんど真っ白。かすかに、動物らしき輪郭が読み取れる。動物の形跡に、カメラは確かに反応したはずなのだが、肝心の写真がこれでは。解説書をもう一度読み直 |
野生動物センサーカメラ
Cuddeback Attack |