シロモジのお迎え三浦峠
熊野大社への参詣道としては、こちらの小辺路(こへち)は3つの峠(1000m級の山)を越えねばならず(下表参照)、起伏の少ない中辺路(なかへち)が古代より一般的であった。
したがって、この熊野古道は、なかば生活道路や商用道路的な要素をもっており、幕末の頃、人目を避けたい志士たちもこの道を利用したという。
世界遺産の指定を受けたせいもあるのか、道標やトイレ等の整備もされており、三浦口から三浦峠までは道もよい。一方、峠から西中までは所々道幅も狭く危険箇所もある。
シロモジが多く、黄色く色づいた葉が一服の清涼剤となって元気づけてくれる。 昨年は、「果無峠越え」を歩いたので、今度は「伯母子峠越え」を歩きたいと思っているが、こちらは一層交通手段がネックとなる。
車2台で行っても1日では難しいかもしれないし、やはり、次なるイベントを期待するしかないかなあ? |