正直、三菱パジェロ(H5年製ショートワゴン)に勝る車はない。
できれば、今後も乗り続けたい車だが、走行距離20万キロになって、10年目の車検を越したあたりから、あちこちと修理代が10万円単位でかさむようになってきた。
おりしも、新聞紙上は三菱車に風当たりがきつく、「パジェロ炎上」を書き立てる。
それでなくても、わがディーデル車は、黒煙をはきながら坂道を登り、環境にはすこぶる後ろめたい。
いよいよ決断を迫られることとなった私は、ディーラーを巡ることとなる。
後継車も、同じく4WD車でと思ったが、例えばトヨタのプラドーでガソリン車となると、実質燃費は6〜7km/ℓと聞く。
このご時世、ディーゼル車は肩身が狭いし、ハイブリッドの時代にこの燃費ではと、プラドー案は消える。
燃費重視で、4WD車となると、最後まで迷ったのが、日産のエックストレイルとスバルのフォレスター。
オフロードでけっこう重要なのが、4WDあることより、むしろ最低地上高の数値である。
20cmをクリアしているかどうかが、1つの基準となる。
対向する上記2車種をずっと見比べてきたが、いずれも決め手なく2ヶ月間が過ぎる。
その間、ついにパジェロのブレーキパッドが脱落し、修理すれば?万円とか。
もはや、一刻の猶予もない。 |