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トウヒ (唐檜)

マツ科トウヒ属

 

×1.0

 

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  トウヒの果実はぶら下がっているのに対し、ウラジロモミの方は紫色した果実が空に向かって伸びている。 また、トウヒの幹が紫色に対してウラジロモミのは白い。
  ウラジロモミと同様、葉裏には白い気孔帯が2本あるが、形態学では白い方が表面らしい。

 


大台ケ原(2005/SEP)

大台ケ原(2005/SEP)

 

大台ケ原(2005/SEP)

 

大台ケ原(2010/JUL)

 

@葉裏は真っ白な気孔帯A大台ケ原(2008/JUN)

 

大台ケ原(2005/SEP)
 

 

@直径16.8cm(推定樹齢約50年) 
A正木ヶ原付近(2005.OCT.)

 

@雌花A仏経ヶ岳(2011/JUL)

 

@雄花A仏経ヶ岳(2011/JUL)

   

  常緑高木。エゾマツの変種といわれ、中部以南ではここ紀伊山地だけに自生、大台ケ原や弥山周辺に多く見られる。東大台ではウラジロモミと混生していて、苔むした中 でのこうした針葉樹の立ち枯れが大台の代表的な風景だったが、近年は正木峠一帯で 針葉樹の墓場と化し、ミヤコザサばかりが元気に育つ草原が目立つ。一説には、増えすぎたシカによる食害が原因と報告されており、中道など歩道沿いのトウヒの幹には、ラス(金属製のネット)が巻かれている。
 本(中部地方・紀伊半島)