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モミ (樅)

マツ科モミ属

 

×1.0
上北山村(2010/NOV)

 

×1.0
上北山村(2010/NOV)

 

×0.9
吉野山(2008/APR)

 

  球果9〜13p。苞鱗が種鱗より突き出している。モミ属の球果は、果軸を残して鱗片と種がバラバラに落ちるため、いわゆる松ぼっくり状態で地面に落ちていることは少ない。
  近似種のウラジロモミとよく似ているが、ウラジロモミは葉裏の気孔帯が真っ白なので区別できる。

 
 

 春日山(2005/OCT)

 

大迫ダム(2005/AUG)

 

三浦峠(2005/NOV)

   

上北山村(2010/NOV)

   

  常緑高木。モミの木といえばクリスマスツリを連想させるが、樹冠もツリー型の円錐形。ツガと共に暖地を好むが、概ね標高1000m以上からはウラジロモミがとってかわる。
 諏訪大社での6年毎の「御柱祭」で、御柱として立てる大木はこの木である。
 本・四・九