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イロハモミジ (伊呂波紅葉)

カエデ科カエデ属

 

 

×1.0

 

×1.0
春日山(2007/OCT)

×1.0
高野辻(2007/OCT)

 

  7裂で円形のものが基本で、まさに可愛いい赤ちゃんの掌のようである。イロハモミジは重鋸歯で粗く不揃いなのに対して、オオモミジの鋸歯は細かく整っている。また、果実は、イロハモミジが葉の上に飛び出して付くのに対して、オオモミジは葉の下側に付く。

 
金剛山麓(2007/APR.)   森林技術センター(2011/JUL.)
   

  ヤマモミジと混同されることあるが、ヤマモミジは北陸から東北にかけての日本海側多雪地域に分布するのに対して、イロハモミジはそれ以外の地域とすみ分けている。京都の高雄山が紅葉の名所として有名だが、多くはこのイロハモミジで、別名「タカオモミジ」の由来となっている。
 本(福島県以西)・四・九