ウォーター・オーク water oak / Quercus nigra
ブナ科コナラ属
×1.5 大阪市立大学理学部附属植物園 (2010/NOV)
高さ10〜14mmの扁平でボタンのような堅果に、浅く広い殻斗が特徴である。 2年成りで受粉後約18カ月後に熟す。どんぐりの肩の部分には白い粉上のものがのっかっている。このどんぐりは、野生のシカや七面鳥、アヒルなどの食料となっており、冬場のシカは、この木の芽や若い小枝も食む。
×0.75 大阪市立大学理学部附属植物園(2010/NOV)
肉厚があって常緑樹のような濃い緑色をしているが、落葉樹である。全縁で、先端になるほど広がるへら状の形をしている。
大阪市立大学理学部附属植物園(2010/NOV)
池や川岸、湿地帯を好むが、やや乾燥した硬い土壌でも生育できる。成長は早いが、日陰は好まず、他のオークと比べて比較的短命で、樹齢は約60〜80年である。spotted oak, duck oak, punk oak, orange oak, possum oak といった別名がある。 アメリカ合衆国の大西洋岸平野からメキシコ湾岸のミシシッピ川流域にかけて、低地から標高約450mまでのところに自生する。 日本(大阪市立大学理学部附属植物園など)
【引用文献】WIKIPEDIAより抜粋、翻訳