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ピン・オーク   pin oak / Quercus palustris

ブナ科コナラ属

 

×2.0
万博記念公園2010/NOV

×2.0
万博記念公園2010/NOV

×2.0
万博記念公園2010/NOV

 

 

 

×1.5
京都府立植物園(
2018/OCT

×1.5
京都府立植物園(
2018/OCT

 

 

 長さ1016mm、幅915mmの半球で、殻斗は浅い。受粉から18か月後に茶色に成熟する。どんぐりはとても苦くて食べられない。


×0.8
京都府立植物園(
2018/OCT

×0.75
万博記念公園2010/NOV

 

 長さ516cm、幅512cm57枚の裂片には、それぞれ57本の鋭く尖った葉先がある。裂片と裂片の間は、U字型に大きく湾曲しており、残された葉の面積と同じくらい切り取られている。

 
 

万博記念公園(2010/NOV)

 

万博記念公園(2010/NOV)

 

京都府立植物園(2018/OCT

 高さ1822mまで成長する落葉樹。樹齢と共に、下枝が徐々に下向きに垂れ下がる。オークの木の大半が強くて深い主根を持っているのに対し、ピンオークは湿地帯を好み、浅くて細かな根を張り巡らす。非成長期の浸水や洪水氾濫には耐えうるが、1年を通して浸水する場所や成長期にもぬかるんでいる場所は適さない。種名palustrisは「湿地帯」を意味している。
 樹皮は腸の痛みに効くとして、ネイティブ・アメリカンたちが煎じて利用してきたようだ。また、鑑賞樹としても人気はあるが、材質は悪く、薪や工事用に使われる。

 
主にアメリカ合衆国東部に自生し、コネティカット西部から東カンザス、東オクラホマを越えて南はジョージアまで分布している。また、カナダのオンタリオ最南端でも見られる。標高350mぐらいまでの低地に自生する。
 また、オーストラリア大陸にも移植され、今ではビクトリアやニューサウスウェールズなどの冷涼なオーストラリア南部に分布を広げている。
 日本(万博記念公園、京都府立植物園など)

【引用文献】WIKIPEDIAより抜粋、翻訳