ハナガガシ (葉長樫)
ブナ科アカガシ属
×2.0 和歌山県緑化センター(2007/NOV)
×0.8 和歌山県緑化センター(2007/NOV)
×2.0 和歌山県緑化センター(2010/NOV)
×2.0 松尾八幡宮/土佐市(2021/JUL)
×1.0 和歌山県緑化センター(2007/NOV)
×1.0 松尾八幡宮/土佐市(2021/JUL)
×1.0 朝倉神社/高知市(2021/JUL)
2年成で、殻斗にはリング状の縞模様が入る。堅果は樽型で、表面には縦じわが見られる。 常緑高木。名の通り葉が長く先端が尖るのが特徴。 シラカシの葉と色も形も良く似ているが、さらに細い。
四国南西部(高知県、愛媛県)や九州中南部といった温暖な地域に分布が限られる希少種で、環境省レッドデータブック の絶滅危惧種に指定されている。 高知県内では、主に社叢林の中で生き延びてきたと言え、松尾八幡宮の社叢林は土佐市指定の天然記念物で、ハナガガシの極相林が見られる。 近畿地方での自生は見られないが、和歌山県植物公園緑化センターのハナガガシが大きく成長し、毎秋どんぐりを実らせている 。昭和54年(1979年)の開園当時、「和歌山県に見られない珍しいカシを」ということで、取り寄せ植えられたものだと聞く。 四国南西部(高知県、愛媛県)・九州中南部