Home ならの樹木見聞録 どんぐりを調べる  
 

シラカシ (白樫)

ブナ科アカガシ属

 

×2.0
奈良公園(2007/NOV)

×2.0
奈良公園(2007/NOV)

×0.8
奈良公園(2007/NOV)

   

×2.0
妹背樹叢(2010/NOV)

×2.0
妹背樹叢(2010/NOV)

×2.0
奈良公園(2011/NOV)

   

×1.0
橿原神宮(2007/OCT)

 

 1年成で、堅果はアラカシとよく似ていて見分けが難しい。殻斗は無毛だがリング状の縞模様があり、堅果を深く包んでいる。また、堅果の柄が非常に太いのが特徴。 アラカシ同様、木によっては12月〜1月までどんぐりを実らせている。
 常緑高木。葉は細長く、鋸歯縁がシラカシの特徴。 形状は、ウラジロガシのそれによく似るが、こちらの葉裏は緑色である。

 
 

金剛山麓(2004/OCT)

 

明日香(2007/SEP)

 

橿原神宮(2004/OCT)

   

金剛山麓(2009/NOV)

   
   

 奈良の雑木林では圧倒的にアラカシが優先種であり、橿原神宮などたまに見かけるシラカシも植栽されたと思われるものが多い。そういえば、数は少ないが葛城山のは自生していたように思う。奈良公園に もシラカシの大木が 多い。四季亭(春日大社一の鳥居近く)裏のシラカシの木には、どんぐりを落とす季節になると毎年シカが集まっている。たくさん落としたはずのどんぐりはほとんど見当たらずシカの胃袋の中。道路の上にポトンポトンと落ちるどんぐりを待ち構えてはむさぼっている。奈良公園のシカにとっては、どんぐりも秋の味覚の1つだろう。ただ、まわりにはイチイガシやアラカシ、また他のシラカシの木も多いのに、この“四季亭裏のシラカシ”のどんぐりへの食いつきは尋常じゃない。推測だが、幾分アクが少なく美味しいのかもしれない。
 最近は、アラカシにとってかわって庭木としても人気がある。私の家にも生垣として植栽している。

 本・四・九