Home ならの樹木見聞録 どんぐりを調べる  
 

ミズナラ (水楢)

ブナ科コナラ属

 

×1.5
高野辻(2007/OCT)

×1.5
高野辻(2007/OCT)

×0.7
高野辻(2007/OCT)

×1.5
伯母峰(2011/OCT)

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伯母峰(2011/OCT)
×1.5
伯母峰(2011/OCT)

×1.3
伯母峰(2011/OCT)

×1.5
伯母峰(2011/OCT)
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護摩壇山(2012/NOV)

×1.5
護摩壇山(2012/NOV)

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護摩壇山(2012/NOV)
×1.5
護摩壇山(2012/NOV)

×1.5
稲村ヶ岳(2015/OCT)

×1.5
稲村ヶ岳(2015/OCT)

×1.5
五番関(2017/OCT)

  1年成で殻斗は鱗状。本州では最も大きなどんぐりの1つで、焦げ茶色をしている。 しかし、このドングリの形・大きさの多様性は上画像の通りで、小さいものはアラカシのそれと見間違う大きさである。
 秋に落下すると、すぐに堅果の先端から地中に向かって根を下ろして冬を越し、翌春発芽する。したがって、よほどタイミングよく拾わないと、根の出ていないミズナラのどんぐりには出くわさないし、持ち帰ったとしても少々の湿度があれば根を出してしまう。多くのどんぐりに共通の性質とはいえ、そのせっかちさはナンバー1である。
 冬眠前のツキノワグマにとって、その大きさからカロリーを貯め込むための貴重な食料源で、幹によじ登っては枝をなぎ倒しむしゃぼり食っているようだ。私も試食してみたが、そのえぐみに絶えかねて喉は通らなかった。

×1.0
大塔清水峰(2007/NOV)

×1.0
葛城山(2008/NOV)

 

 落葉高木。同じナラ類でもコナラは長い葉柄があるのに対し、ミズナラはほとんど葉柄がなくひとまわり大きい。葉の形は、むしろナラガシワとよく似ているが、その同定には自生地から容易に判断できる。

 

高野辻(2004/JUL)

 

大台ケ原(2006/OCT)

 

高野辻(2002/NOV)

 

大台ケ原(2008/JUN)

  紀伊山地では、標高1000m付近から広がるブナ林より、少し低いところにミズナラが見られ、やがてブナとの混生林をなす。平地の里山などには自生しないが、コナラの方はけっこう標高の高いところにも自生している。五條市大塔町にある奈良教育大演習林や西大台の逆峠に近い展望台付近には、巨大なミズナラの老木が残っており一見の価値がある。
 若木の樹皮は銀色の光沢をなして美しいが、老木になると樹皮は柔らかくなってパイ状にはがれ落ち、苔生していることが多い。材は優秀で家具材として利用され、巨木になるためテーブルの天板などにも利用される。
 地域によっては「大楢(オオナラ)」とも呼ばれるが、「小楢(コナラ)」に対しての名だろう。
 北・本・四・九