ブナ科アカガシ属 |
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金剛山麓(2007/NOV) |
金剛山麓(2007/NOV) |
金剛山麓(2007/NOV) |
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1年成で、殻斗は無毛だがリング状の縞模様がある。堅果は樽型で縦に白い縞模様が入る。個体差もあるが、他のどんぐりすっかり目に付かなくなってもこちらはまだ緑色で、
1〜2月になっても落果させていることがある(※下画像参照)。どんぐりの中では一番遅い実りで、西日本の縄文人にとっては貴重な冬の食糧であったに違いない。
龍田大社で拾ったものは、まん丸の球体でツブラジイと見間違えるほどであった。 |
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春日山原始林(2007/SEP) |
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葉の先半分に深い鋸歯が見られ、照葉樹特有の濃い緑で厚みがあり、裏返すと葉脈がはっきりと現れている。 |
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馬見丘陵公園(2010/JUN) |
金剛山麓(2004/MAR) |
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金剛山麓(2004/OCT) |
金剛山麓(2012/APR)
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金剛山麓(2012/APR)
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明日香(2007/SEP) |
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金剛山麓(2012.2.29.) |
金剛山麓(2012.2.29.)
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【アマミアラカシ】 |
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漢那ヨリアゲの森・宜野座村(2012/OCT) |
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漢那ヨリアゲの森・宜野座村(2012/OCT |
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漢那ヨリアゲの森・宜野座村(2012/OCT) |
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常緑高木。照葉樹林の代表的な構成樹で、雑木林でこのアラカシやヤブツバキを見つけたときは、その地域の極相が照葉樹林であることを想像することができる。
常緑であっても、他の落葉樹と同じく4月の新緑の季節に芽吹く。その後、古くなった葉は落とす。
里山にあってはコナラやクヌギが目立つが、西日本においては最もよく見かける
どんぐりの木の1つである。つるんとした樹皮は、里山の中でも意外によく目立つ。また、生垣や庭木としてもよく植栽されている。
奄美以南に自生するアラカシは、「アマミアラカシ」と呼ばれ、本州のアラカシの変種(Quercus glauca var.amamiana)とされている。漢那ヨリアゲの森で拾った堅果は、とても細長く、本州のアラカシのものとは似ても似つかぬのであった。沖縄本島の北3分の2は、酸性の粘性赤土土壌(国頭マージ)であるが、アマミアラカシは、弱アルカリ性の石灰岩土壌(島尻マージ)でしか育たず、本島内での分布域は限られており、希少である。
本・四・九 |
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