ブナ科アカガシ属 |
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五條市大深町(2007/DEC) |
五條市大深町(2007/DEC) |
五條市大深町(2007/DEC) |
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2年成で、殻斗にはリング状の縞模様が入りビロードのような毛が密生している。堅果は長細
いものからずんぐりとしたものまで多様でシラカシや時にはツクバネガシとの区別がつきにくい。また、
殻斗は三角錐が基本だが、熱田神宮(愛知県)で拾ったものは円柱型をしていておもしろい。橿原神宮や熱田神宮のものは、アカガシ本来の自生地の特性から考えると植樹された可能性が高く、どこ産のものかDNAは不明である。一方、五條市大深町のものは自生種に近いと思われる。どんぐりの中でも、スタイルの良さはナンバー1と、私の評価は高い。
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五條市大深町(2007/NOV) |
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常緑高木。葉柄が長く、全縁で周辺が幾分波打っている
。また、葉の裏側にも葉脈がはっきり表れるのが特徴。 |
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五條市大深町 (2007/NOV) |
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五條市大深町 (2009/DEC) |
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五條市大深町 (2005/OCT) |
御破山裂(2008/APR) |
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五條市大深町 (2007/NOV) |
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御破山裂(2008/APR) |
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御破山裂(2008/APR) |
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平地ではあまり見られず、奈良県内では標高400〜500m付近から自生し、春日山原始林や談山神社裏手の御破裂山で見ることができる。特に、御破裂山の方は群落に近い状態で大木も多い。
幹は赤く、老木になると鱗片状となる。ただ、「アカガシ」の名は、材質が赤いところからきているという。
纒向遺跡(桜井市)から出土した木製仮面は、アカガシ亜属の柾目材で作られた広鍬を転用したものと報告されている。アカガシではなく「アカガシ亜属」ということだから他のカシ類かもしれないが、弥生時代では農具や仮面といった木製品の材に使われていたことがわかる。
本・四・九 |
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