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デジスコ野鳥図鑑

 
         
         

ヒガラ (日雀)

スズメ目シジュウカラ科

金剛山(2013.2.24.)

 東大台では、トウヒやウラジロモミ、コメツガなどの針葉樹林で、「ツピンツピン」とさえずるのをよく聞く。カラ類では最も小さく、樹冠にいてはなかなか姿をとらえにくいが、数年前、中道で白いビニールテープに戯れる姿を見かけた。夢中になっていて、こちらが近づくのも気づかない様子だったが、巣の材料を集めていたのだろうか。
 大台ヶ原で親しくなっても、金剛山で出くわした時にはすぐにそれと気づかなかった。ヤマガラと一緒だったため、最初、シジュウカラの幼鳥がやってきたと思い込んでいた。これらの野鳥はよく混群で移動する。帰宅後、撮影した画像を見ると、シジュウカラに比べてどうも顔立ちに品がなく、髪の毛が逆立ち乱れている。さらに、シジュウカラの特徴である胸から腹にかけての太く黒い線が、首の下でちょん切れている。端正なシジュウカラらしい雰囲気がないなあと図鑑を手に取り、あらためて「ヒガラ」だと認識した。もう見間違うことはないだろうと、コツを掴んだつもりだが。

 カラ類では最も小さく、シジュウカラ>コガラ>ヒガラの順となる。シジュウカラによく似るが、頭は黒くて短い冠羽があり、首の黒い羽は胸でとまっている。「チョチンチョチン」あるいは「ツピンツピン」と細い声でさえずる。
 屋久島以北の山地の針葉樹林に留鳥としてすむ。