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デジスコ野鳥図鑑

 
         
         

コゲラ (小啄木鳥)

キツツキ目キツツキ科

金剛山麓(2005.4.24.)

「キツツキ」って、北の国の野鳥だと思っていた。例えば、信州の高原シラカバ林でドラミングするアカゲラがそうであるように。しかし、私の家の庭先にもキツツキがやって来ていることを知ったのは最近のことで、その鳥は「コゲラ」。スズメ大の白黒斑模様だが、真っ赤な帽子はかぶっていない。ただ、雄は後頭の両側に橙赤色の小斑がかろうじてあるようだが、野外では見えにくい。したがって、私同様、キツツキの仲間と知る人は少ないかもしれない。
 秋冬には、シジュウカラやメジロ、エナガなどと混群を作って住宅地にも現れる。この混群も、現れてからの行動パターンはそれぞれ異なり、シジュウカラやエナガは小杖にはっている芋虫やイラガの繭を探してつつくのに対して、コゲラはすぐさま樹幹に平行に取り付き、あるいは逆さまになって樹皮をつつきだす。遠足に出かけた児童たちの集団から、少し離れて道草をする様にも似ている。猛禽類から自衛するための混群とはいえ、採餌方法も棲み分けているんだなと納得した。

  スズメ大の小さなキツツキで、ギィーッ、ギィーッと鳴く。
 
低山や山麓の林に留鳥としてすむ。