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ちょいと耳より “沖縄芸能編” 映像リンク


三線ショップのまちだ屋さんから、「カンカラ三線の歴史」を知るに興味深いページを紹介していただいた。
カンカラ三線については、以前にも紹介したが、あらためてまちだ屋さんのページから、以下引用。

カンカラ三線は、戦前(第二次世界大戦前)の沖縄では、こどもたちがクバ(ヤシ科)の葉の堅いところを棹に使い、胴の部分を空き缶、弦を麻の皮の繊維をひねって作り、遊んだのが始まりで、音はあまり出なかったそうです。
それから沖縄では、戦争でいろんな物を失ったが今の金武町屋喜の捕虜収容所において棹は、米軍の野戦用ベットの廃材、胴の部分は米軍支給の空き缶、弦はパラシュ−トの紐や電話線を使い、戦前のカンカラ三線がよみがえったのである。
音楽の原点は、まさに楽しむことだと思う。
当時の収容所の映像を観た時には、まさに生きる、楽しむ原点を観ました。
太鼓はジープの燃料タンクを叩き、カンカラサンシンを弾いて唄っている様子を見て、とても捕虜収容所の中には見えませんでした。

この文面の、「太鼓はジープの燃料タンクを叩き、カンカラサンシンを弾いて唄っている様子を見て、とても捕虜収容所の中には見えませんでした。」という下りの映像を、一度見てみたいと、ずっと気になっていた。
その映像が、上記のリンク先「歌三線の歴史」で見ることができる。
個人的な思い入れもあり、何度も繰り返して視聴した。

このページの制作や映像の提供は、どうも沖縄県らしいが、今一つ「現代沖縄音楽」というコーナーも面白い。
私などは、沖縄のミュージシャンといえば喜納昌吉&チャンプルーズ世代だが、今やBEGINやORANGE RANGEをはじめとして、ヤマトにおける、沖縄ミュージシャンのメジャー進出はすさまじい。
私が興味を持っているのは、そうしたミュージシャンを育む沖縄の「土壌」の部分。
沖縄には、そもそも「島歌」という独自の音楽スタイルがあり、そのライブハウスとも言うべき「民謡酒場」の存在が面白い。
また、沖縄の音楽を支えるシーンに、インディーズ・レーベルがたくさんあって、メジャーのレコード会社を経由しなくとも、島内で、比較的簡単にCDを制作できるという環境がある。
ORANGE RANGEは、かくして生まれた。

by くりんと