Guitar Case 42

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六甲おろしに颯爽と

18年ぶりの阪神タイガースの優勝にわく関西。
私も、『六甲おろし』を愛唱歌としてきたタイガースファン。
ただ、今回の優勝には、じたばたとしない。
何せ、18年前の優勝を、ファンとして、すでに経験済みなのだから。

さて、昭和11年に生まれた『六甲おろし』、歌詞は文語調で、子どもにはわかりにくい言葉も多いが、それがかえって曲の覇気を高め、応援歌にふさわしい調子を整えている。
前奏を耳しただけで血が騒ぎ立つのだから、編曲もすばらしい。
とまあ、月並みな評論はこれぐらいにして、このたびは、ファンの一人として、阪神タイガース優勝につき、一言ご祝辞を!

阪神ファンは1000万人、巨人ファンは3000万人と、某新聞で目にしたが、「その阪神ファン=(イコール)=道頓堀川に飛び込む熱狂ファン」と、とられかねないような各マスコミの報道には、いつものことながら苦笑してしまう。
なんでも今回は5300人が飛び込んだらしいが、それは「18年ぶりの阪神優勝」というお祭りに乗じて、集まった人たちの突飛な行動である。

六甲おろし  
作詞/佐藤惣之助 作曲/古関裕而

1.六甲おろしに颯爽と
  蒼天翔ける日輪の
  青春の覇気麗しく
  輝く我が名ぞ阪神タイガース
  オウオウ オウオウ 阪神タイガース
  フレ フレフレフレ
 
2.闘志溌剌起つや今
  熱血既に敵を衝く
  獣王の意気高らかに
  無敵の我等ぞ阪神タイガース
  オウオウ オウオウ 阪神タイガース
  フレ フレフレフレ
 
3.剛腕強打幾千たび
  鍛えてここに甲子園
  勝利に燃ゆる栄冠は
  輝く我等ぞ阪神タイガース
  オウオウ オウオウ 阪神タイガース
  フレ フレフレフレ

 

巨人ファンでも、阪神の優勝セールには心踊る人が多いように、飛び込んだ者こそ阪神ファンというわけではないだろう。
私が小学生の頃は、野球帽といえばジャイアンツのYGマークの貼り付けたものしか売られていなくて、それを剥ぎ取り、母親にTのマークを(THマークなどもちろん商品化されていない)縫い付けてもらった。
そうした世代は、阪神ファン=アンチ巨人が多い。
阪神が18年間優勝しなくても、巨人が負けることで、そのモチベーションを維持してきた。
甲子園に連日かけつけ、体いっぱいの応援をするのもファン。
阪神グッズを身につけ、体いっぱいの表現をしているのもファン。
しかし、私の場合、今年は、タイガース戦のTV中継も多く、連戦連勝ゆえ美味しいビールをいただいた日の多かったことに、何より満足している。
全国1000万人?のタイガースファンを一くくりに報道するマスコミの方々、『六甲おろし』は、1000万人のファンが、それぞれの思いで、それぞれのスタイルで、颯爽と歌っております。

by くりんと