Guitar Case 40

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一座の愉快なライブ

「ああ、愉快だった。」
先日の、鳥取のアイワナドゥ岩戸で行ったライブに来られていた、70歳過ぎのご婦人が、そう言い残して帰られたそうである。
このご婦人は、昨年も来てくださっていたようで、近くで書道教室をひらかれている方とか。
私の場合、生まれてこの方、「愉快」という日本語を、実践で使ったことがない。
関西人だから?それとも、育ちのせい?
いずれにしても、「不愉快」という言葉は使えど、「愉快」の使いどころを心得ていなかったように思う。
その「愉快」という言葉が、凛とした初老のご婦人から、エンヤトット一座のライブに向けていただいたというのは、なんだか光栄、非常にうれしいのです。

さて、この岩戸での夏休みライブも、かれこれ5年目をかぞえ、今年も、この1年間に蓄えたエネルギーを惜しみなく展開した。
5年目ともなると、ライブに足を運んでくださる方々の息づかいも、徐々に整いつつあり、私たちにとっても、最も大切にしているライブの1つとなっている。
こちらのお店のもつ空間や席数は、私たち6人の持ちうるエネルギーで満たすことのできる、ほどよい大きさなのかもしれない
これまで、大きなホールやステージでのライブも経験してきたが、舞台の広さや客席数によっては、もはや私たち6人だけの手には負えず、チケット販売に始まって、照明や音響、舞台監督といった組織だったスタッフの力添えなしでは、成り立たないと悟っている。
それに対して、自分たち6人だけでも創ることのできうるステージ、それがこちらアイワナドゥ岩戸での空間である。

不案内な土地でのライブ、もちろん、主催してくださっているお店のオーナーの方の、ライブ直前までのあたたかい演出なしでは成り立たず、とても感謝している。
「1年に1度、七夕のように、再会を心待ちにしています」という、ありがたいメールもいただいた。
「愉快なライブ」
今年は、花束と共に、いいテーマをお土産に、大和に持ち帰った。

by くりんと