Guitar Case 27

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三線(さんしん)を買う

沖縄へ行く機会があり、念願の三線(沖縄三味線)を買った。
喜納昌吉の曲を聴いての影響も大きいが、実は、3年ほど三味線を習ったことがある。
つまり、多少腕に覚えはあるという自惚れから、演奏にも不安はなかった。
みやげもの屋にもいかがわしい安物の三線がよく売られていると聞いていたので、ここは本物をと、事前にインターネットで下調べをして、那覇の国際通りにある専門店2,3軒に目星をつけていた。
結局、「ピックアップ付の三線はないか」などとたずねる一見客にも、適切な対応をしてくれた丸高ミュージックで購入した。
三線そのものは38,000円ほどのもので、メインテナンスがほとんど必要ないという本皮強化張り、ピックアップ付。(写真右)
ピックアップ付のものは、その性質上、幾分皮の張りをゆるめにしてあるらしく、従来のものよりは響きが弱いような気もしたが、ライブを前提にしている私に、その選択の迷いはなかった。
 


 

実は、もう一つ、「かんから三線」というものを制作した。(写真左)
読谷村「体験王国むら咲むら」内にまちだ屋というかんから三線工房があって、そちらで、制作及び演奏指導をしてくれる。

ところで「かんから三線」とは、戦前の沖縄で、子どもたちがクバ(ヤシ科)の葉の堅いところを棹に使い、胴の部分を空き缶、弦を麻の皮の繊維をひねって作り遊んだのが始まりで、音はあまり出なかったそうである。
それから戦争中、沖縄ではいろんな物を失ったが、今の金武町屋喜の捕虜収容所において、棹は米軍の野戦用ベットの廃材、胴の部分は米軍支給の空き缶、弦はパラシュ−トの紐や電話線を使い、戦前のカンカラ三線がよみがえったそうである。(※ 上記ホームページ内から引用)

棹、胴の部分のペインティングは後に自分で施した。
演奏方法などは従来の三線とまったく同じで、これはこれで味わい深い楽器だ。
とにかく、この楽器の由緒が興味深い。
みやげもの屋でも売られているが、ここは是非、自作といきたいものだ!


by くりんと