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エンヤトット一座 3rd Album 「Mt. Kongou Worker's Band」

 

  2011年3月11日に発生した東日本大震災及び福島原発事故。そして、同年9月2日、台風12号によってもたらされた紀伊半島大水害と、未曽有の自然災害が私たちの暮らしと備えの在り方を一変させました。ささやかながら、私も復興ボランティアとして石巻の被災地に立ち、また一座として、大塔町復興チャリティー・ライブを行いました。あわせて、これらの出来事を、自分自身の心と体にしっかりと記憶させたいと思いました。
 ところが翌年、今度は私自身の体に災いがおとずれ、それと戦うこととなります。こうした内外の警鐘は、半世紀余りを生きてきた私にとって、これまで積み重ねてきたアイデンティティーというものを取り壊し、その再統合に迫られることとなったのです。
 前置きが長くなりましたが、エンヤトット一座第3作目のアルバムは、前2作とここが大きく異なります。2011年を経験した一座の音楽の中で、何が残り何が変化したのか、じっくりとお聴きください。そうそうメンバーの演奏も、ずいぶんと変容をとげてきたはずです。(拝)

1.OHKINI 詞/曲:くりんと
 声だかに言うのはおこがましいのですが、私の中の震災復興応援ソングです。復興ボランティアを経験する中で、感じたこと、つぶやいたこと、それらがやがて自分自身への応援ソングにもなっています。
2.with YOU 詞/曲:くりんと
 思いを告げる術を知らなかった10代、道を切り開く術を知らなかった20代、50代になって少しはその術を会得したのかな?
3.Get in the groove 詞/曲:くりんと
 高校生の息子から「The Traveling Wilburys」のアルバムを薦められ、その中のある1曲に触発されたリズム&コード進行。サビ部分のヴォーカルは、ダブルトラックで雰囲気を出しました。
4.Kahoo 詞/曲:くりんと
 80年代、グルーブ感を取り除いたテクノポップが一世風靡した。そんなサウンドを木村カエラのアルバムの中にも見つけたので、勇気を出してトライしてみた。
5.ゴンドラの唄 詞:吉井勇 曲:中山晋平
 1915年(大正4年)、芸術座第5回公演『その前夜』の劇中歌として生まれ、松井須磨子らが歌った曲。この歌詞がとても好きで、同じ3拍子ならジョン・レノンの「God」に載せてみるとおもしろいと思った。
6.ソーラン讃歌 詞/曲:くりんと
 1995年に作った曲で、橿原わたぼうしコンサート作詞・作曲賞を受賞。朝鮮の打楽器チャンゴが奏でるリズムを楽しんでみた。間奏は和シンバルのチャッパ。
7.Izanagi & Izanami 詞/曲:くりんと
  間奏から入ってくる桶胴太鼓は気づかれただろうか。また、全編にわたって団扇太鼓が奏でられている。和のグルーブ感を楽しんでみたつもりだが、伝わっただろうか。
8.中壁の戦い 詞/曲:くりんと
 「三国志」に赤壁の戦いがある。現在社会においても、男には男の戦いがあり、 とりわけ中年の壁というものが大なり小なり存在する。名づけて「中壁の戦い」。
9.明日に唄えば 詞/曲:くりんと
  ジャズ風に女性ヴォーカルで歌って欲しいと、2001年に作った曲。わがバンドには、なかなかジャズの引き出しがなく、とうとうウクレレを引っ張り出してきた。ここからアコスティック調のアンコール・ナンバー。
10.ホームセンターへ行こう 詞/曲:くりんと
  当時、ホームセンターに日参していた頃の1995年に作った古い曲。ライブではよくリクエストのかかった曲だが、これまでレコーディングの陽の目を見ず、ついにその実現となった。
11.What did you do last night ? 詞/曲:くりんと 補作詞:エンヤトット一座
 最近、胸が高鳴るような動きをしていますかと、メンバーに問いかける問答ソング。1番はくりんと、2番はメンバー全員が順にヴォーカルをとっている。

by くりんと